ある会社の研修を受けていたら、研修中に不採用になった
その際に採用不採用を決めたリーダーが、先日突然の交通事故で亡くなった
現場は混乱し、急遽私が採用になった
日々が過ぎていった
ある晩に夢を見た
膝まで届く長さの青々とした草が一面に生えた、山と川に囲まれた牧草地帯のような場所に私はいた
遠くにサイロと水車小屋があった
リーダーが生前と変わらぬ姿でそこにいた
ゴメンと謝られた
お金に困っていた、と
私が仕事に慣れたら、リーダーを譲らなくてはいけなくなる、と感じたと
あとは眼の色で伝わった
だから私を採用したくなかった、と言いたいのだろうなと
夢の中の私は気にしてません、と答えた
安らかに過ごして下さい、と言うと少しだけ笑った
そこで目が醒めた
ずいぶん前に許してるから詫びずとも良かったのに、と思った
なぜなら、勤務3日目に仕事中遠くから私を見ていたので、挨拶しようとしたら消えたから
だからこそ来たのかな?とも
この風景が、リーダーにとっての「あちらに行く前に過ごしている場所」あるいは「生まれ変わるまで過ごす場所」なんだろうな、と感じた
もう少ししたら四十九日とかになるはず
ご冥福を御祈りします
『まためめ(女性:99歳)』からの投稿です。
ありがとうございます。
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