去年、仕事でニューヨークに行った時。
オフィスで紹介されたボスが辛党だった。
彼は何でもうんざりするくらいタバスコをかけるのよ、とか。
だから、日本から持ってきた暴君ハバネロをプレゼントした。
ニック(仮名)、日本のスナックだ。あげるよ。
うまそうなパッケージだな。ありがとう。←バリっと開ける。パクッ
ポテトだな。パクッ ボリボリ ふーん。
それで、聞きたいことがあるんだが、このプロモーション素材の、ふふ、
フォ━━(━(━(-(((゚ロ゚;)))-)━)━)━━!!!!!
リアルレイザーラモンHGと化すボス。
えー何コレ?マジうまくね?いやすげーわ!!バクッバクッバクッ
どこで売ってるの?日本?アジアンマーケット?ない?知らない?バクッバクッバクッ
うっわーいいわこれ!バクッバクッバクッ
おおぉぉ!燃える!燃える!バクッバクッバクッ
あーダメ!あーダメ!神様!信じられない!バクッバクッバクッ
(ここらへんでオフィスの人間が異常を察して集まってくる)
ノー!ノー!絶対あげないよ(誰もくれと言ってない)バクッバクッバクッ
…アハァーーー!
すばらしい。君の部屋にあるスナックを全部売ってくれないか?
それは日本で買ったんだから、もうないよ。
(゜д゜) ←本当にこんな顔した
日本に帰ってからもメールでハバネロ頼まれた。箱単位で。
ハバネロボスことニック(仮名)に箱詰めでブツを送った。
アメリカの役所に申請出すのめんどくさかった。
彼から感謝のメールが来たのでかいつまんで訳す。
「君からハバネロを送ったという知らせを受け取ってから、私はアパートの玄関に座り、道ゆく人々を眺めながら、毎日、まるで少年のようにデリバリーが来るのを待った。(寒すぎたので翌日から部屋の中へ移動したけど)
やがてついに運命の日、一人の男が大きな荷物を抱えてやってきた。
私は聖餐を受け取るにふさわしい態度で、彼を丁寧に迎えて、握手をし、暖めたスターバックスのボトルをサービスした。
そして「ありがとう!良い一日を!」と挨拶を交わして別れた。
私は記念すべき瞬間に備えてビールを用意した。
準備を整えて、わくわくしながら、うやうやしく箱を開けてみれば、それは妻が注文したキルト生地のセットだった。
両腕を振り回して窓から飛び降りないようにするのに大変な努力を要した。
君の荷物はその次の日に届いた。」
アメリカにはデスレインというホットスナックがあると聞いたよ。という質問に対して:
「そう、デスレインは知ってるよ。だがあれを食べるくらいならペッパーでもかじっていた方が経済的だ。」
ニューヨークでも日系ストアでハバネロを売ってるらしい、という情報について:
「すばらしい知らせをありがとう!
もううるさいFDAが君の手を煩わせることのないようにしたい。
しかし、私が探索行に出かけるには、妻からクルマを使う許しが下りるかどうかが問題だ。
何しろ、今から、彼女が帰宅したら夫がソファでキルト生地にくるまって飲んだくれて眠っていた件について説明しなければならないので。」
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