7年前に他界した親父がしてくれた話。
タクシードライバーだった親父がある雨の日の深夜に一人の白いワンピースを着た女性客を乗せた。
行き先を訊ねるとうつむいたままポツリと、「〇〇神社まで…」それを聞いてすべてを察した親父は終始無言のまま、街灯も無い真っ暗な目的地へ。
実は、この〇〇神社は地元では丑の刻参りで知る人ぞ知る場所らしく、たまにそういう客がいるそうだ。
親父曰く「生きた人間の怨念ほどゾッとするモンは無い。あれに比べりゃ死んだ人間の怨念なんぞ所詮過去のモンだ」だそうだ。
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7年前に他界した親父がしてくれた話。
タクシードライバーだった親父がある雨の日の深夜に一人の白いワンピースを着た女性客を乗せた。
行き先を訊ねるとうつむいたままポツリと、「〇〇神社まで…」それを聞いてすべてを察した親父は終始無言のまま、街灯も無い真っ暗な目的地へ。
実は、この〇〇神社は地元では丑の刻参りで知る人ぞ知る場所らしく、たまにそういう客がいるそうだ。
親父曰く「生きた人間の怨念ほどゾッとするモンは無い。あれに比べりゃ死んだ人間の怨念なんぞ所詮過去のモンだ」だそうだ。
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