最近の話。
上手く伝えられんですまん。
親父が、叙位叙勲をもらった。
自衛官で、まあ上位の階級だからだろう。
俺は自衛官にならず、普通のサラリーマン。嫁とは恋愛結婚。
嫁の実家は、大学教授。
しかもかなり左より。
叙勲のパーティをすることになり、出席。
大勢の人がきてくれる。現役の人も多数。
嫁実家の父、少し酔っぱらいスピーチで自衛隊批判。
最後にうちの親父。
参加した人の御礼と共に、軍隊を批判できる自由な国日本。これを守ることができて本望だ。とスピーチ開始。
話はPKOのゴラン高原の話になった。
「避難民に何が欲しいか調査に言ったところ、人々は軍隊が欲しい。俺達を守ってくれる軍隊が欲しいと答える。」
「避難民は全財産を持って、移動している。それを襲撃する輩は非常に多い。時の勢力に迎合するような軍隊ではなく、ちゃんと国民を守る軍隊が必要だと痛感した。」
親父が話をしている間、会場は水を打ったように静かになった。
「自衛隊はそういう組織であるべきで、微力ながら尽力できて大変嬉しい」としめた。
俺は防大を蹴ったことを激しく後悔した。
仕事を生涯愛することができる親父の人生が羨ましかった。
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