流通関係の仕事をしてるんだけど、廃棄する予定の余ったおもちゃをスペインに住んでる親戚を尋ねるついでに箱に詰めて持っていって近所の子供に配ろうとしたら…
大人まで群がる難民キャンプとなってしまった。
「小さい子優先で順番に!大人はなし!息子にあげるんだったら息子呼んできて!それか一つまで!」
たぶんそんなことを言って制止したんだと思うが親戚の必死の仕切りでようやく秩序回復。
日本じゃ見向きもされないセーラームーンのステッキをめぐっておばちゃんと高校生の姉ちゃんがものすごい剣幕で言い合いしてるのは壮絶というか…
仲裁しておばちゃんには別のをあげることで決着したが、小さい頃からステッキを持つのが夢だった!と輝かんばかりの笑顔で喜んでもらえたのはよかった。
というか抱きつかれてかなりドキドキした。
よくわからないが、昔スペインでもセーラームーンを放送していたらしい。
その後、親戚の話では、どうも現地ではこのことがサンタのように伝説化してるらしく、親が子供を「いい子にしないとおもちゃの日本人が来ないよ!」と叱るので、そろそろ本当に来てもらわないと子供に示しがつかんから早く呼べ、とせっつかれているそうだが…
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