多分、高校生の頃だったと思うが、当時11PMというちょっとエッチな深夜番組があった。
いつも楽しみに部屋で見ていた。
が、隣の部屋には和室のふすま一枚を挟んで姉の部屋があった。
当然物音も丸聞こえなんで深夜にエロ番組なんて音量1レベルでも聞かれてしまう。
で、いつも片耳イヤホンで聞きながら見ていた。
その日もふすまの隙間から姉が寝床に入ったのを確認して11PMを見ていた。
そう、テレビの光がもれないように布を掛けて自分も布に潜り込み片耳イヤホンで完璧なハズだった。
いつものようにシコシコも済ませて無事に番組のエンディングを迎えた。
その時、気が緩んだのか大きく背伸びをしてしまった。
すると、家のどっかに落ちてた1メートルもない長さの愛用片耳イヤホンがTVのジャックから外れてしまった。
その瞬間….
「シャバダバシャバダバ~シャバダバシャバダバシャバダバシャバダバシャバダバッル~ルルルッシャバッダ~」と、エンディングテーマが暗闇の中あたふたしている僕を尻目に完奏されてしまった。
今の薄型テレビなら音量レベル45くらいはあったと思う。
姉は飛び起きて電気を付けて反射的に禁断のふすまを開けてしまった。
そこには下半身半裸で倒れた14型テレビを直してる僕がいました。
姉はしばらく無言で見た後状況を理解してふすまを閉めました。
おまけに暗闇の中で分からなかったけどお尻の穴付近には使用済みのティッシュが付いてました。
その後、しばらくの間姉とは会話がありませんでした。
『ダバ(年齢43歳・♂)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
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