知人のアメリカ人男性。
日本の文房具の虜になり、日本の消しゴムやらボールペンやらを時々アメリカの友人たちに送っている。
これが友人たちにもかなり好評らしく、なにか新しいものを送って喜ばせてあげたいというので、伊東屋に連れて行った。
もう、すっごいはしゃぎっぷり。
歌舞伎とか浅草なんて目じゃないくらいのはしゃぎっぷり。
なにを見ても、コレとコレの違いは何だ?コッチハ?ああコレもイイ!と子供のように目をキラキラさせて吟味、うるさく騒いではいけないと分かってるので、新しいものを見つけてはヒソヒソ声で「コレスゴイ!!コレ!ミテミテ!」と持ってくる。
結局、一日かけてすべて見て周り、色々買い込んで満足した様子。
なかでも一番のお気に入りは手帳。
かなり細かく予定が書けるもので、「こんなものがあるなんてやっぱり日本社会は急がしいんだね!これを使いこなしてこそ、現代の日本社会を体験したと言えるね!」と言いながらぎっしりと予定を書き込んでいる。
これを持ち帰って、友人たちに日本の忙しさを教えたいんだそうだ。
そして書き込みに使っているのは、自慢の消せるボールペン。
色んな人に「このペンスゴイよ!」と実演しながら、時々、手帳の予定も消してしまい、「Noooooo!!」となってる所に和む。
日本の技術力の高さよ