その日は休日で、わたしは腰がギリギリ隠れるくらいのフワッとしたチュニックと黒のスパッツという割とラフな服装でした。
スパッツと言っても薄手のタイツのようなタイプので、かなり透け感があってもちろん下着は透けていました。
女性なら分かると思うんですけど、チュニックとスパッツってすごく楽チンなんですよね。
家の中だからいいやと思ってこのカッコで掃除や洗濯をしていて、あとで買い物に行く時にはショートパンツを合わせればいいかな、なんて思っていました。
掃除、洗濯、お昼ごはんとなんだかバタバタと過ごして、コーヒーを飲みながら一息いれてTVを見ていた時でした。
天気予報で午後からは雨になるでしょう、と言うので外を見てみると確かに雨雲が広がってる感じでした。
雨が降る前に買い物行っちゃお。と思って財布と鍵を持って出かけました。
スーパーはすぐ近くで、まだ傘は大丈夫そうなのでそのまま行きました。
カートにかごを乗せて順番に手際よく品物を選んでいました。
いつもの順路で最後の方に乳製品やアイスが並んでるケースがあって、いつも買うヨーグルトに手を伸ばそうとしてかがんだ時でした。
後ろで、「あ・・」っと言う男性の声がしたので、ぶつかったのかなと思って後ろを見た時に、わたしは固まって血の気が引きました。
そうなんです。わたしショートパンツを履かないで出てきちゃったんです。
後ろにいた男性はわたしの下着を見て思わず声が出ちゃったんでしょうね。
その時の下着はサーモンピンク(濃い目のオレンジに近いピンク)だったので、完全に透けて見えてたと思います。
それまでにも何度もかがんだり棚の奥に手を伸ばしたりとかしてたので、その男性だけじゃなく、何人かに見られていたと思います。
もう・・恥ずかしいのなんのって・・下着を見られた事もそうだけど、あの女、パンツだかスカートだか履き忘れて来てるんじゃない?と思われることが嫌で、「あら・・」なんて後ろにいた男性をちょっと可愛く睨んで、「ミニワンピースなんだから見ないで下さい」風に裾をちょっと引っ張って、焦ってるのを気付かれないようにそそくさとレジに向かいました。
こうなるともう周りの人が全員わたしを見ているような気がしてきて、耳の先まで熱くなるのがわかりました。
あまり大きい動きをすると見えちゃうような気がして、すごい不自然な動きで家まで帰ってきたような感じです。
今思い出しても恥ずかし~(*_*)
『ゆり(年齢28歳・♀)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
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