妹が小さかった頃の話。
良くある話だ。
でも死ぬ程怖かった。
妹が泣きながら俺を呼びに来た。
「戸棚の中に誰か居る…」
昼の2時。
妹に背中を押され、俺はゆっくり戸棚の戸を開けた。
中で妹が泣いていた。
「誰かが戸を押さえていて、出られなかったよぅ」
今、俺の背中を押しているのは…。
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妹が小さかった頃の話。
良くある話だ。
でも死ぬ程怖かった。
妹が泣きながら俺を呼びに来た。
「戸棚の中に誰か居る…」
昼の2時。
妹に背中を押され、俺はゆっくり戸棚の戸を開けた。
中で妹が泣いていた。
「誰かが戸を押さえていて、出られなかったよぅ」
今、俺の背中を押しているのは…。
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