まだ6才ぐらいの時だから、今から30年前の事です
地区の話合いで共同墓地をつくる事になりました
今は火葬があたり前ですが、曾祖父母時代は土葬が主流なので、各家々代々のお墓がありそれを掘り起こす事になりました
祖母の話では、まだ脳ミソや髪の毛が残ってたり人らしい形をしていたそうで、それをどんな風に骨壷に収めたかは忘れましたが、家に帰ると仏間に5人分の骨壷が並べられてました
共同墓地が完成するまでしばらく仏間にお祀りするとのことで…
当時仏間は私が寝起きしていました
ただでさえ無表情の遺影が見下ろすように飾られた上、骨壷が並べられており、絶対嫌!ここで寝たくないと訴えましたが、ご先祖様が添い寝をしてくれるからや良いことがあるからとか適当に言いくるめられて夜を迎えました
渋々 寝床に入り遊び疲れもありそのまま寝てしまいました
それから毎夜2時になると自然と目が覚めてしまい、仏壇の方に目を向けると骨壷5つ
骨壷が正座しているように見え何か見えないオーラが漂ってる雰囲気もあり、また、祖母が以前話してた火の玉がゴーゴーと音をたて追いかけられた話やお墓を掘り起こした時の話などを思いだし恐怖でガタガタ震えてました
特に金縛りに遭うわけでもなくただ仏間という空間に恐怖を感じ勝手に色々想像して怯えてただけなんでしょうが…
ある日やっぱり同じ時刻に目が覚め仏壇に背を向けて怯えていたら背中がフワッと暖かく何かに包まれてる感じがしそのまま安心して寝てしまいました
朝 祖母にその話をするとご先祖様に守られてるからよ。だから怖がったら悲しむ。ご先祖様のおかげで 今の自分があるんだからしっかりご供養しないといけないと…
無事共同墓地が完成し納骨したら同じ時刻に目が覚めることはなくなったけど、お盆がくると今でも必ず同じ時刻、2時に目が覚めてしまいます
『はな(年齢–歳・♀)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
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