姪っ子に「マッチ売りの少女のお話して~」と言われた。
しかし俺は話の詳細を覚えておらず、困っていると、姉(姪っ子の母親)が「全く、あんたもよく聞いてなさい」と話し始めた。
何故か、有難い説法でも聞くかのように、正座する俺と姪っ子。
「・・・・少女は寒くて寒くて、自分の持っているマッチを一本擦ってみました。すると、マッチの炎の中に、暖かい暖炉が現れたのです。それで少女は、寒さを忘れる事ができました。
お腹の空いた少女は、もう一本マッチを擦ってみました。すると今度は、炎の中に美味しそうなご馳走が現れました。お陰で少女は空腹を忘れる事ができたのです。
おばあちゃんに会いたくなった少女は、三本目のマッチを擦ってみました。するとどうでしょう。炎の中に、大好きなおばあちゃんの姿が見えたのです。
そして少女は、おばあちゃんを忘れる事ができました」
俺・姪「・・・・・・・・・・」
姉「めでたしめでたし」
・・・めでてーのはお前の頭の中だ!
アメリカ人か、お前は!
コメントを残す