海外遊学中の友人Jちゃんからのエアメールより。(投稿、本人了承済)
Jちゃん、現在ヨーロッパ放浪旅行中。
所持金節約の為、お宿は治安を気にしつつ、現地情報を頼りに安宿を探しているとの事。
先日も、初めて訪れた街のインフォメーション地図を頼りに安宿を探すも、初めての街並み、大ざっぱな地図の為、お目当ての安宿を見つけられず、途方に暮れたJちゃん。
通りすがりの、買い物カートをひいた地元マダムに声をかけたそうです。
Jちゃん、地図を見せつつ片言にて。
この安宿は、まっすぐあちら方向でよろしいか?
買い物マダム、愛想なく
よろしいが、予約済みか?
Jちゃん
予約、無し。安宿の状態を見てから。
買い物マダム
あなたは日本人か?一人旅か?
Jちゃん
そうです。
一人きり、貧乏なんです。
マダム
付いてきなさい。
疑うことなく、素直にマダムに付いて行ったJちゃん。
しばらく住宅街を歩いて、地図の安宿と違う、小さな一軒家へ案内された。
騙された!?
瞬間、素直にマダムに付いてきた自分の迂闊さに真っ青になったJちゃんだったが、案内してくれたマダム、無愛想なまま、
ウチも民宿している、バス・トイレ朝食付き一泊二千円(日本円にして)でよろしい。部屋を見るか?
そこは一人暮らしのマダムが開いた部屋をレントする、民宿だったのです。(欧州ではよくあるお宿だそうです)
偶然にも民宿のマダムに声をかけたJちゃん、元は娘さんが使っていたと言うきれいなお部屋を見せてもらい、宿泊即決。
街もお宿も気に入り、そのまま5連泊。
ちなみにインフォメーション地図に載っていた目的の安宿は、セキュリティーも部屋もイマイチだったそうです。
無愛想ながらマダムはJちゃんにとても気を使ってくれ、Jちゃんが洗濯や皿洗いを手伝ったら、お茶や夕食もごちそうになったそう。
Jちゃん曰わく、一番警戒しなくてはいけない状況だったが、良いマダムに当たって私は本当に幸運だった。
以前宿泊した日本人のマナーも良かったのだろう、感謝。
注意は怠らず、旅行を楽しみます。
Jちゃんは今も旅行中。
Jちゃんの旅に幸運あれ!
長文、失礼しました。
『RINRIN(年齢28歳・♀)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
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