私には、ふたつ歳の離れた弟がいます。
うちは兄一人、姉一人、弟に両親の六人家族で・・
近くに親戚は住んでいないので、母一人で子供四人の面倒をみなくてはならず、いつも慌ただしくててんてこまいな毎日でした。
特に、弟には言語障害があってうまく話せず・・不可解な濁音でしかない弟の言葉を、いつも私が通訳し、つきっきりで面倒を見て来ました。
今はなぜだかわかりませんが、私だけが、弟の言葉を理解できていたようです。
今はすっかり大人びて、障害がある事など感じさせないほどにハキハキしゃべり・・デパートの青果売場で品出しをしてバリバリ働いております。
ある意味、私よりしっかり者で、丸顔もすっかり細長くなって・・・成長したんだなぁと感じます。
そんな幼い頃・・なにを思ったか、私は弟をおぶって階段を下りようと考えました。
・・が、おぶった重さでまいのめりになり、そのままころげ落ちて二階から一階の廊下へ・・。
幸い、怪我はなかったんですが・・私は目が回ってフラフラ。
弟は大泣き・・。
けっこう急だし、十三段くらいあるので、大怪我しなかったのが不思議なくらいです。
子供って・・時々とんでもない事しますよね。
ちょっとヒヤっとした思い出でした。
『黒猫(年齢24歳・♀)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
Help, I’ve been informed and I can’t become ignrnaot.