中学3年のとき、1人で留守番をしてたら、昼頃に玄関のチャイムがなり玄関に行くと、35歳くらいの女性がいた。
『こんにちは。突然すみません。今障害者のかたが一生懸命作ったハンドタオルをお売りしています。もし、よろしければ購入していただけませんか?』
女性はナイキのマークがある赤色と青色、黄色のハンドタオルを見せてきた。
3枚のハンドタオルは綺麗にたたんで3枚一緒に袋に入っていた。
「へ~障害者のかたがこれを作ったなんてすごいですね。」
感動した私。
値段を聞くと3千円だと言う。
タカッ!!かなり怪しいので聞いてみた。
「買った3千円はど~するんですか?」
『お支払いされたお金はきちんとこのハンドタオルを作った障害者のかたに届けますよ。』
話をしてると、女性いわく私の家の近所の人も買ったようだ。
袋からハンドタオルを取り出し、よく見るとかなり綺麗にできている。
これを人間の手で作ったのかと思うほど。
そのハンドタオルが気に入り、女性に3千円を渡し、購入した。
女性は喜びながら3千円を受け取り、『ありがとうございます。きちんとハンドタオルを作ったかたに届けますので、ご安心ください。』
そして女性は帰っていた。
私はなぜかいいことをしたと気分はルンルン。
5時頃に母親が帰ってきて、ハンドタオルのことを説明すると、お前はだまされたと怒ってきた。
でも私はだまされたとは思っていない。
あれから10年たったが、今でも女性から買ったハンドタオルを愛用している。
『はま(年齢25歳・♀)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
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