通勤の途中で大きな家があってそこに、いつも手をクロスさせて座っていた賢そうな老犬。
その犬が急に見えなくなった。
その帰りその家に木の箱が…
そこにはその犬の名前が書かれてあった。
そして玄関から出てきたそこの家の子供が人目をはばからず泣いていた。
ああっ、いつも見ていたあの犬が死んだのか…
その子供は家族に慰められて家に入っていった。
親御さんも泣いていた。
お子さんはこのことを乗り越えて優しい大人になって欲しいと他人事ながら祈らせてもらったよ。
その日は悲しかった。猫と暮らしているのだがこいつとも別れの来る日がくるのかと思うと胸がつまった。
コメントを残す