これは私の彼氏の友達(3人)が体験した話しです。
本当なのか正直分からないのですが、怖かったので紹介します。
今から3年前の夏休みにその出来事は起こりました。
ヤンチャな…いわゆる『不良』だった彼らは、その日の夜中も近所の公園でダベっていたそうです。
その公園というのは、滑り台やブランコなどの遊具・外灯が2・3点・公衆トイレといった、それなりに整備された公園で、昼間は子供たちも遊ぶごく一般的なものでした。
もちろん私も知っていますが、怖いという雰囲気はまったく無いですし、妙な噂も聞いたこともありませでした。
時間は夜中の1時か2時くらい。
タバコを吸ったり、バイクの話しをしたり…。暇を持て余した一人が『肝試し』を提案しました。
その提案に一人が同意、もう一人は『くだらねぇ』と言って笑いました。
肝試しのルールは簡単で、自分たちがいる遊具の2・3m先にある公衆トイレまで行くという感じでした。
笑っていた一人は『勝手にやってろ』と言って、遊具で待機。二人は一緒に公衆トイレに向かいました。
『夜のトイレ』という恐怖と、『何か起こるかも』という期待で二人のテンションもハイに…。『押すなよっ』と笑いながらトイレの中へ入って行きました。
個室も全て確認。期待した『何か』は確認出来ず、1分程度で外へ出てきました。
『やっぱ何もねぇな』・『お前はビビッてただろ』と、はしゃぎながら出てくる二人。遊具で待つ一人に『何もなかった』と報告しようと見ると、どうも様子が変なのです。
血の引いたような顔をして、ガクガク震えながらこっちをジッと見て…というより、その後ろを凝視していました。
異変に気づいた二人は『どうしたんだよ?』と振り返りました。
ついさっき確認したトイレの入り口から顔だけ、地面に横になった体制で女がこっちを見ていたのです。
彼らが逃げたのは、言うまでもありません。
私はその公園の妙な噂を聞いたことはありません。なので、その女の人が幽霊なのか、人間なのかも分かりません。
ただ、聞いた時背中がすごく寒くなったので、お話させてもらいました。
あこさん(女性)よりの投稿です。
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