私が、まだ3歳の頃の話だそうです。
今、あまり記憶にないのですが親から聞いた話です。
私が、家で留守番をしている時に隣の家の人が来ました。
理由は、雑音がうるさいから窓を閉めておいてほしいとのことでした。
窓を閉めておると、母がかえってきて、「何をしてるの??」と私に聞いたそうです。
「お隣のおばさんが窓を閉めてねっていってたよ」と私がいいます。
しかし、母は「お隣さんはいないんだよ。お出かけしてるの」と不思議な顔をしていったそうです。
その日は何もおこらず、ただ過ごしていました。
そして次の日に、また母が出かけて私は家で留守番をしていました。
すると、またお隣の人が来たようなのです。
「風がすごいから窓をしめて」といったようで、私は母がかえった頃には窓を閉め切っていました。
そして母に理由を話し、また不思議がられるのです。
それが何日か続いて、ある日、母が家にいる時に隣の人はきました。
私がドアをあけて「おばさん誰…??」ときいたようなので、母が「何やってるの?」ときいてドアを見ると誰もいなかったのです。
その後分かったことは、旅行にいっていたお隣さんが飛行機事故でなくなったのでした。
おばさんは、私をとてもかわいがっていたようなので、最期まで私を心配してくれたのでしょう。
奇妙でもあり、すこしうれしかったお話でした。
りぼさん(女性)よりの投稿です。
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