私の家には、4匹のゴールデンレトリバーを飼っていました。
母犬1匹、子供3匹。母犬は、悪性のガンで亡くなりました。
火葬して遺骨は家においてあります。
残ったのはチビ逹(子供3匹)
母犬が亡くなってから数ヶ月後、私の彼が仕事で大阪に行く事になってしまい、別れる事になったのです。
私は、彼がまだ好きだったので体一つで大阪に行きました。
ビックリした、彼。でも、優しく迎えてくれました。
それから、大阪での2人の生活も半年たってない時、母からの電話でチビ逹の内ウルト君(♂犬)が、亡くなったと聞かされました…
病気ではなく、食べてはいけない物を食べてしまい亡くなりました。
ウルト君を可愛がっていた、父はかなり落ち込んでいたそうです。
私は直ぐに実家に帰りました。
チビ逹の中でも、一番頭のいい子でした、私が実家についた時には既に、庭埋めてありました…
庭の前で泣き崩れました…
でも、その日のうちに私は大阪に帰らなくてならなくて、ウルト君の尻尾の毛を母から受け取り大阪に帰りました。
それから5ヶ月後、彼が仕事を辞め、新しい仕事が決まるまで私の実家に住む事になり帰る支度やらトラックの手配をして明日の夜には出発という、その日の夜中…母から電話があり、母が可愛がっていたクーちゃん(♀犬)が突然亡くなったと連絡がはいったのです…
私は、わけがわからず…受け止められませんでした。
電話を切り、一睡もできず次の日
お昼過ぎ…母から電話…
泣きながら『お昼にね、お父さんが、ゴンタ(♂犬)をサンポに連れていって、帰ってきて玄関に着いた途端にゴンタが伏せをして、息が早かったのに凄く遅くなり、死んじゃったの…』
私は、はっ?って感じでした。
だって後何時後には、実家に着く予定だった
なぜ?何故?なんで?
なんの偶然か運命か
私逹が実家に帰る日と、私の兄が実家に帰ってくる日が一緒の日だったのです。
兄は1人暮らしをやめ、彼女との結婚資金を貯める為に実家に戻るとの事だったので。
実家に着くと、もう、クーちゃんは庭に埋葬されていました。
ゴンタは…私…
私が一番に可愛がっていた犬です
ゴンタは、いつも寝ているドアの横にいつものように寝ている感じで…
眠っていました。
体は、冷たくてかたくて…
何度も 何度も 何度も
何度も 何度も 何度も
名前を呼びました
でも、イタズラでヤキモチやきで、ワガママなゴンタは 目をあけてくれませんでした
彼と父で、ゴンタを庭に埋めて、私はゴンタの大好きな、ボールとササミヂャーキーを入れ土をかけました。
みんなで泣きました
その日の夜
なかなか寝つけず私はチビ逹が眠る庭に行きました。
私は、思いました
勝手に大阪に行き、チビ逹の世話を父と母に押し付け、あまり実家に帰る事もせず、帰ってきてもチビ逹とは遊ぶ事なく、私は『もう、毛が洋服につくからくっつかないで』とか言って相手をしなかった
チビ逹は…
私と彼と兄が実家に、帰ってくるのを知り、そんなに広い家じゃないので自分逹が居ては、邪魔と思い…
みんな逝ってしまたんじゃないかって…
もしくは、兄弟に呼ばれて逝ってしまったのか…
本当のところは、わからない…
でも、クーちゃんとゴンタは健康でいきなり死んだんだ
泣きながら、庭にひざまずき何度も謝った
そばにいれなくてごめんなって…
一週間後、おばあちゃんにある事を聞いた。
亡くなった人に逢いたかったら、枕の下にその人の写真や物を入れて寝てごらんって。
私は、4匹が写っている写真を枕の下にしいて寝ました。
ぼんやりと開けた川原に母犬がお座りをしていました。
私は駆け寄り頭をナデナデして聞きました。
チビ逹は、どこに居るのと母犬は、優しい顔で私の後ろを見ていました。
後ろには並んで、チビ逹がお座りをしていた。
私は、泣きながらというか、泣きじゃくりながら名前を呼び、近寄って行きました。
そこには、いつも冷静でクールなウルト君。
お外よりもお家大好きなクーちゃん。
ハチャメチャ甘えん坊ゴンタ。
その時、ゴンタがボールをくわえて私に向けてボールを転がしてきました。
母犬も、いつのまにかそばにきていて4匹揃って、走りだしました。
私も追いかけます。
4匹が向かった先は私の実家の玄関。。
そこで、目がさめました。涙で枕が、濡れていました。
心の中で思いました。
4匹は、家に居るんだって。見えないだけでいつもそばに居るんだって。。
今は、新しい犬が家に居ます
まったくおバカで、虫のカナブンに異常な興味を持ってるボルゾイのカイラ君
4匹と、仲良くやってるみたいです。
兄もめでたく結婚して私の彼も仕事がうまくいき、支店長になって いまでも仲良く付き合っています。
そろそろ結婚かぁ~
まっわかんないけど~
長々、すいません
うまく書けてなくわかりずらかったかもしれませんが、読んでいただきありがとうございました。
犬って人間の友達、家族。言葉には出来ないくらい大切で愛おしい存在です。
ぇりなんさん(女性)よりの投稿です。
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