加害者よりも助けてくれた人が恥ずかしかった話。
もう十年近く前、大学生だった頃に近所のレンタルビデオ屋の中古コーナーに探してたCDがあったよ、
と友達から教えられてバイト帰りに寄った最下段の棚を見るためしゃがみこんでいると
子供の声が突然
「ぞーさんだ!」とでかい声で叫んだ
ぞーさんって?と振り返ると私のすぐ後ろには足
ちょっと視線をあげるとそこには握り締められた生身のティンポが45度の角度で!
パニックになった私はどうすることもできずしゃがんだままガクガク震えてたんだけど、そこに「何してるんだ!」と男の人が来て痴漢は捕まえられた
偶然にも一番最初に声をかけてくれた男の人(叫んだ子供の父親)は警察官で、がっちり男を掴まえてすぐ警察に連絡とってくれてテキパキと動く様は かなりかっこよかった。
一人で帰るのが怖いので迎えに来て貰った親に事情を説明し、親子でお礼を言うと「お役に立ててよかったです」と超爽やかな笑顔。
家族でビデオを借りに来ていたそうで、うちの親が来るまで私の傍についていてくれた奥さんも超美人の申し分ない美男美女カップル。
世の中こんな綺麗なカップルもいるんだねえ、と母と二人うっとりしていると、子供がうちの父と仲良くなって色々喋り始めた。
子供「ぞーさんしてるひとをぼくがパパに教えたの」
うちの父「ぞーさんってなんだい?」
子供「あのね、こーやっておかーさんのあたまにちんちんのせるの!」
今でいうならHGフォー!な腰に両手をあててくねらせるポーズをとる幼児とは裏腹に凍りつく大人たち。
帰り際、同僚の警察官が「のせてるんですか?」と聞いていたのが忘れられない
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