この話は僕の友人のアツシ(仮名)から聞いた話です。
もう8年くらい前(高校生) になるんですが
ある日の夜、滅多に自分から電話しないアツシから電話がきて
「今から俺んちに来れるか?」
っていう誘いがあって
「余程暇なのかな」
っていう軽い気持ちでアツシの家に行きました。
そして、家に着いて未成年ながら少しお酒飲んでアツく語ってました。
話の流れでアツシが
「先週さ、かなりキツい体験したんやけど……
それから夜寝る前に思い出してイヤやねんなぁ」
っと少し深刻な表情をして口を開きました。
珍しく僕をその日に誘ったのもその一つだったそうです。
その話が
3日前の夜に奈良県のある駅のそばにある踏み切りで遮断機が降りて電車が過ぎるのを待っていて
その時、アツシがいた反対側の遮断機の前に何人かが踏み切りを渡ろうと立ち止まっていた。
電車が過ぎ遮断機が上がり渡ろうとした時、反対側から来る何人かの中の一人の女性に違和感を感じ
「この人生きてるのかな?」
と思いながら踏み切りを渡ろうとしていたのです。
そしてその女性がアツシの横を過ぎようとした時、女性が小声で……
「どうしてわかったの?」
と言って過ぎていったそうです。
普段からあまりバカを言うようなやつじゃないから信じた僕は、その時開いていたアツシの部屋の窓を閉めて寒気が止まりませんでした。
僕の実家の最寄り駅だったのでそれから僕は少し意識しながら踏み切りを渡ってしまうようになりました。
こんなことを言うのはおかしいと思いますが
みなさんも気を付けて踏み切りを渡ってください。
ブラックさん(男性)からの投稿でした
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