今から書く話は、今から丁度1年前くらいに、噂で耳にした本当にあった怪談話です。
吾妻線は、ほとんどの列車が1つ手前の万座・鹿沢口駅で列車は折り返してしまい、大前駅まで来る列車は一日往復4本しかありません。
その中の大前12:30着、531M列車で怪奇現象が起こります。
その列車は混雑率が高い列車でいつも立ち客が出るほどです。
…、はい。1つ手前の万座・鹿沢口駅までは。
万座・鹿沢口駅を発車すると1両に乗客は2,3人程…。
そんな中、列車は山の奥深くまで走って行きます。
それからというもの、列車は決まってその区間になると低く不気味な音を立てながら、激しく揺れるそうです。
まるで何かに当たっているような…。
何事もなかったように終点、大前駅に近づいて行くと、列車内の乗客が突然、顔を抑えながら倒れるという現象が頻繁に起こっているそうです。
倒れた乗客を調べると、顔に大火傷を負っていたそうです…。
昔、吾妻線開業に向けて万座・鹿沢口駅-大前駅間を工事していた時、突然雷が鳴り、豪雨に見舞われたそうです。その為、土砂崩れが発生し、多くの人が生き埋めになったそうです。
その事故が起きた時間は、怪奇現象が起こる大前12:30着531M列車が丁度その場を通過する12:27分です。
吾妻線職員の間では、乗客が倒れていくのはこの生き埋めになった人の地縛霊だと主張しており、この区間を廃止する考えが進められているようです。
このような現象が起きた為、乗客を守るお地蔵様を造り、現在では大前駅のホームに飾られているそうです。
エムトキさん(男性)よりの投稿
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