私は進学(+)就職で地元を離れ12年。年に2~3回帰省(年末&年始・GW・盆・など)
去年の暮れ、単身赴任(出稼ぎ)中の父が実家に帰省。
私と落ち合い「一緒に実家に帰ろう」と言うことになった。
長距離移動は大変だと思い「泊まっていって」とお願い(w
夕食がてら私の行きつけの、フードが充実しているBARへ昭和13年生まれの父と、初めて二人での外食(?)だと思う。
良くも悪くも「酒好き」の血を引いた私マスターと軽く挨拶を交わした後、
二人の会話。
30歳目前にして結婚予定無し。
付き合っている彼は×1…
心配ばかり掛けているうえに、臑っかじりの私が初めて「奢った」日です。
この時、1年半位付き合っている彼が×1だと話した。
今まで一度も「ダメ」とか「やめろ」と言った事が無い父だったから
いつものように「お前の好きなようにやれ」と言ってくれると思ってた。
実際は 「考え直せないのか?」 でした。。。
この後は、話題を変えてゆったりと飲んでいたと思う。
一緒に実家へ帰り、年越しの晩。
紅白が始まる頃には二人してすっかり酔っぱらいになってた。(母は呑めないので)
それから父が ポツリ、ポツリと話し出した。
「お前は、俺が年いってから(37歳の時)の娘で嬉しかった。可愛かったしな(w 贅沢はさせられなかったけど大切に育てたつもりだし・・・学生の頃のタバコや酒も許した。化粧や耳に穴を(ピアス)開けた時だって・・・親に迷惑がかからない範囲、お前自身で決めたルールを信じてたからな・・・でも、結婚は違う。俺はそぅ思う・・・古い人間の考えかもしれないけど、賛成できない・・・」と。。。
私が帰る日の朝、駅まで送ってもらう車の中で父が、「言いたい事言ったらすっきりした。『お前の好きなようにやれ』」と言ってくれた。
私は「うん」と、うなずく事しか出来なかった。
帰りの高速バスの中で毛布をかぶり、声を殺して泣いた。
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