俺にとって一番充実してるのは、愛用してる等身大の美少女人形と過ごす時間だ。
ネットオークションで買った女物の古着なんかを着せたりして楽しんでいる。
双眼鏡で近くの繁華街にいる女を見て、似たような服を着せて擬似恋愛したりしてね。
今日もそうして楽しんでたんだが、たまたま洋服ダンスの扉が開いてて内側にある鏡に俺の姿が映ったんだよ。
夕暮れ時、秋も終わろうとしているこの時期にTシャツ1枚で汗ばみながら必死に人形の体をまさぐっているキモブタ。
正直、ここまでヒドいとは思ってなかったね。
いつもはスーツ着てネクタイ直しの時くらいしか鏡は使わないから、まあ割りとビシッとしてるしチョイキモぐらいだと思ってた。
化けの皮が完全にはがれて中身が腐りきってたって感じだな。
この姿に惚れる女がいたら、俺でも気違いだと思うよ。
現実
閲覧数:2,415人 文字数:349 0件
コメントを残す