中学の時、授業中にふと下を見ると、
使用済みのふりかけの小袋が落ちてた。
深く考えずに拾い上げて、後ろの席の子にさも大事そうに
小声で「これ回して」って頼んだら、
そのまま列を越えてどんどん回り始めた。
「みんな乗ってくれるもんだなあ」と思ってたら、
突然先生が「はい、そこの伝言板!」って鬼の首を取ったように叫んで、
その時回って来てた子を立たせて「読んでみろ!」と。
その子は立ち上がって一言、「かつおふりかけ」。
あの時の先生の狐につままれたような顔は忘れられません。
伝言板
閲覧数:2,649人 文字数:229 0件
コメントを残す