「オヤジ狩り」が流行ってた時の話。
夜、繁華街から少し入った路地にある建物の屋上で仕事してたら、背の低いおっさん2人が10人以上のヒップホップな集団に囲まれてるのを見たのさ。
「あ、オヤジ狩りだな」
と気づいたので、殴ったり金を奪われたらすぐ助けてやろうと見張ってた。
おっさん2人はDQNたちに背中をドンッと押されながら駐車場に連れ込まれようとしてた。
おっさん達は無抵抗なので怯えてるんだろうなと思ってたが、駐車場の奥に着いたとたん、おっさんの一人が1番威勢のいいリーダー格ぽいヤツの首を掴んで後頭部を壁に叩きつけた。
けっこう離れたとこにいる俺にも
「ゴンッ!」
って音が聞こえるくらい強く。
頭をやられた少年は倒れてゾンビみたいに地面でウネウネし始めたので、それを見たヒップホップ集団は散り散りに逃げて行った。
おっさん達は気絶してウネウネしてる少年の顔をサッカーボールみたいにバカスカ蹴ってたので、
さすがに止めたら、おっさんの一人が
「こいつは金を出さないと殺すって言ったんだよ?強盗だよな?正当防衛だよな?」
って言って蹴るのを止めなかったw
何というか、この二人のおっさんを見て、犯罪者って社会に甘えてるんだなぁ気づかされた。
犯罪者少年の「どうせ法に守ってもらえる」みたいなのを、おっさん二人が簡単に否定したのが痛快だった。
正当防衛だな
まさに正当防衛
殺されて当然のゴミだしな