高校の入学記念に腕時計を買って貰うことになった。
店では、買った客に景品が貰えるのだが、抽選方法は、天井に吊るした風船を割り、中に入っている景品名を書いた紙で決めると言うものだった。
そして風船を割る道具として、長い竹の棒の先にキリがついたモノを手渡された。
俺はてっきりそれを吹き矢だと思って、棒を口にくわえ一生懸命吹いていた。
だが一向に矢は飛ばない。
あせる俺を見て店員が苦笑しながら一言。
「普通に突いてもらえばいいですから」
閲覧数:2,460人 文字数:235 1件
高校の入学記念に腕時計を買って貰うことになった。
店では、買った客に景品が貰えるのだが、抽選方法は、天井に吊るした風船を割り、中に入っている景品名を書いた紙で決めると言うものだった。
そして風船を割る道具として、長い竹の棒の先にキリがついたモノを手渡された。
俺はてっきりそれを吹き矢だと思って、棒を口にくわえ一生懸命吹いていた。
だが一向に矢は飛ばない。
あせる俺を見て店員が苦笑しながら一言。
「普通に突いてもらえばいいですから」
わたくしは貴方はまだかろうじて地獄で更正可能のレベルだと聞き及んでいます
ですが油断して天国へ昇天する様な無様な真似だけはしないようにお気をつけ下さいね