俺が小6のときの話
俺は生まれつきスタミナが無くて、友達も少なかった
そのせいでマラソン大会とかマジ地獄だった
そんな俺にやたらまとわりついてくる奴がいてそいつは明るい性格でクラスの人気者
俺とは正反対の奴だった
そいつが俺はウザくてウザくて話とかは受け流して関わらないようにしてた(向こうから来るけど)
そしてマラソン大会の日、俺は朝からテンションめちゃくちゃ低くて、
「今年も絶対途中で倒れるよなぁ」
とか考えてた 毎年倒れてゴールできなかったし
そしてスタート 俺は案の定途中で倒れて、救護テントまで運ばれた
マラソン大会の後も授業だったのでその帰り、いつもどうり一人で正面玄関から出るとウざいあいつがマラソン大会のゴール付近に朝礼台おいてそこにひも結んで立ってた
で、こっちに手招きしてるんだ
無視しようかと思ったけど一応行ってみると
「ゴールテープ切って!」
とそいつが言うんだ
俺がそのゴールテープ(ひも)の真ん中を通るとひもが朝礼台からほどけて俺がゴールした形になった
その後あいつが言ったんだ
「ゴールだ おめでとう」
俺は久しぶりに声出して泣いたね
そしてそいつに初めて
「ありがとう」
って思った
オイラもそうだった。だけどそんな良いともは居なかった。
運痴だったが体育の授業で倒れた事はない