一つ話を思い出した
叔父が山で仕事をしていて、休憩で一服している時、何かの気配とか視線を感じてそっちを見たら、切り株の上に子供がいた
赤茶けた麻のような長い髪と、素肌の上にちゃんちゃんこを着た子供が自分をじっと見つめていたらしい
何を見ているのかと視線を辿ると、腰にぶら下げた鉈が目に入った
もしかしてこれが恐いのかな、と思って鉈を外し傍らにポンと放ったところ、子供は安心したかのようにスーっと居なくなった、と
そういう類のモノは金属を嫌うっていう話だが、という話
閲覧数:2,832人 文字数:255 2件
一つ話を思い出した
叔父が山で仕事をしていて、休憩で一服している時、何かの気配とか視線を感じてそっちを見たら、切り株の上に子供がいた
赤茶けた麻のような長い髪と、素肌の上にちゃんちゃんこを着た子供が自分をじっと見つめていたらしい
何を見ているのかと視線を辿ると、腰にぶら下げた鉈が目に入った
もしかしてこれが恐いのかな、と思って鉈を外し傍らにポンと放ったところ、子供は安心したかのようにスーっと居なくなった、と
そういう類のモノは金属を嫌うっていう話だが、という話
アヤカシの類いを前にして武器を手放すとか真似できんな(笑)
座敷わらし?ならぬ 山わらし?