思い切り自己満足ですが…。
2年ぐらい前の夏の話です。
夏休みを利用して、関西から東京へ遊びに行きました。
私は靴を買いに一人渋谷センター街を歩いていました。
目的の物を見つけ、意気揚々と夕方からのライブに備えてホテルに戻ろうと渋谷駅まで歩いていた時に、声をかけてくるホスト風のお兄さんがいました。
キャッチだなと言う事は何となくわかったのですが、早く帰りたいなと思いつつも、断ろうにも物凄く執拗だったのです。
それよりも何よりも「粗品をくれる」と言っていたので、貰うのも悪くないなと思いまして…。
そして、その時瞬時に私の脳内でちょっとおちょくってやろうと思い、標準語で全て受け答えをしました。
(アナウンスの勉強をしていたので、日常で関西弁と標準語の切り替えができました)
話は盛り上がり、何だかよくわからない雑居ビルに連れて行かれて、パーテーションで仕切られた個室に通されました。
そこで出て来たのが、白衣を着たエステシャン風のお姉さん。
女「どこからきたの~?」
私「えーっと、あたしぃ~神奈川から来たの」(自宅は大阪)
ジェルを塗った場所に超音波?をあてる美容機を紹介してくれましたが、延々と話し続けて20万だか30万だかって言っていました。
もちろん、買う気は全くありません。
いい加減、一時間半も延々と喋られて飽きてきたしオチもまだだし、 ライブ行く準備したいなと思い始めて、話を終わらせようと思っていました。
女「絶対に買わないと駄目だよ~キレイになるよ~」
私「え、あなたもコレ使ってるの?」
女「そう、あたしも使ってるよ~?」
私が言うのもなんですが、そのお姉さん飛びぬけて美人ではありませんでした。
その後、コイツも執拗に買え買え言ってくるので…。
私「なあ、姉ちゃん?あんたそれ使ってる割に大したコト無いで。でひゃひゃひゃひゃ」
お姉さんポカーン(゚Д゚) その顔を見て、私の中でも何かが吹っ切れました。
私「神奈川から来たとかいうのほんまに信じとったん?いや~アホやわ~、でひゃひゃひゃ。 …で、粗品いつくれるん?はよしてや~めっちゃ話長いわ~オチどこ?」
あっけにとられたお姉さんは、店の奥からしょぼい脂取り紙を出して私に投げつけるように渡してきました。
それをもらった私は、とりあえず満足して同じく店の入り口でポカーン(゚Д゚)とする、私に声をかけてきた兄ちゃんに「おおきにっ!」と思い切り声をかけてビルを後にしました。
これを家に帰って、母親に話すと
「殺されて埋められたらどうするんや!!」
と、こっぴどく怒られました。(´・ω・`)ショボーン
痛快だね
気付けなぁ〜コンテナで海外輸出されてまうでぇ〜!!!