昔、バイクでツーリングしてたときの話。
田舎のほうに出かけるのが好きでその日も林道を走っていました。
そして、その林道を抜けると目の前に小さな集落が現れました。
村人と思われる人もいて、農作業や家事をしている様子でした。
気にもせず、その集落を横切る細い道をバイクで通り過ぎようとしました。
ところが、私が近づくと村人がみんな私の方を見ます。全員です。
農作業をしているおじさんも作業を中断し、井戸端会議をしているおばさんも話をやめてこっちを見ます。
しかも『凝視』しているといった印象を受けました。
不審に思い、自分自身やバイクを見ましたが変わったところはありません。
で、今度は村人の方を見ました。よーく見てみるとみんなの服装が少し変わっていました。
もんぺ(?)のような服装で、手ぬぐいを頭からかけています。
さらによく見てみると立ち並ぶ家が全てトタンやバラックです。
瓦屋根なんて一つもありません。
さっきまであったアスファルトも泥土に変わっています。
すると前方から騒ぎ声が聞こえてきました。
そのままバイクを走らせていると近づいてきました、軍服を着た4,5人の方が。
お互いがお互いに気づいた瞬間、軍人の方は肩にかけていた銃剣に手を伸ばし、私はそれを見て急ブレーキ状態で横の小道に逃げました。
帰りにもう一度確認しようと思い、そこを通りましたがそれらしき集落がありません。
どう考えても行きに見つけた集落はここだ、と思える場所にはトタンやバラックで出来た瓦のないボロボロの廃屋が立ち並び、一集落が完全に衰退した跡が残っているだけでした。
人の気配は微塵もありませんでした。
ロケ中にうろうろすんな!とちがう?
太平洋戦争時代に迷いこんだのかね
霊能者種谷崇
http://blogs.yahoo.co.jp/gonzemon629
おそらく当時住んでいた方の霊が
未だにすんでいるのだと思います。
本当の話ならば、の事ですが。