小2の頃の話です。
その時は運動会の数日前で、学年で発表するお遊戯?の全体練習を体育館でしていました。
下校時間も近づいていたけど練習の成果が出ない私達に、先生は
「全員が揃うまで終わらないからな」
との言葉。
学年全体に不穏な空気が流れました。
誰一人失敗が許されない状況です。
そんな時に来てしまいましたよ。
尿意が。
「あ、トイレ行きたい。」
しかし、私の頭にさっきの先生の言葉が過りました。
私が抜けたらまた一からやり直しだ!皆に恨まれる!
それからは葛藤です。
お遊戯しながら葛藤です。
内股もピークに達しています。
しかし、やはり無理でした・・・
「あー!こいつおもらししてるー!」
クラスの一番うるさい男子に指摘されて、私は泣きながら先生に連れ出されました・・・
「なんで言わなかったの」
と先生は言うけど、あんたあの状況言えるかよ。
プレッシャー半端じゃねえよ。
私は小心者なんだよ。
と、言えるはずも無く、保健室で代えのパンツをもらって教室で笑われて家に帰るまで泣きました。
次の日は仮病で休みました。
普段は男の子とケンカするような、勝気な女の子のトラウマでした。
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