某高原のレストランでの事。
個人経営のレストランだったので、トイレが個室で一つだけでした。
先客の女性が出たのが見えたので、トイレドアに手をかけて入ろうとすると、細身のジーパン姿の男の子にサッと横入りされ、鍵を閉められてしまいました。
今時の子どもは!
あ然とし、ガマン出来なかったのかな、と寛容に考えつつも、出てきたら一言!とトイレ前で待っていましたが、待てども待てども男の子は一向に出てきません。
もしや!
嫌な気分を抑えつつ、思いきってドアに手をかけると鍵はかかっておらず、案の定、トイレの中には男の子どころか誰もいませんでした。
狭いトイレの中は、洋式一つ、立ち式トイレ一つ、天井付近にはめ格子の小窓一つ、出入り出来るドアは鍵のかかる、いま自分の入って来たドアだけでした。
恐怖よりも、やられた!との気持ちが強く、我慢した分慌てて洋式に座りつつ、なめんな、小僧!とひとりで叫んでいました。
席に戻るとすでに料理が来ていて、家族が心配して待っていました。
妹が、混んでた?と聞いてきましたが、あまりに混乱していて曖昧な返事しか出来ませんでした。
もしかして、自分がボケッと待っている間に、男の子はいつの間にか出て行ったのかな、とも考えつつも、思い返してみると、横入りする男の子のジーパン部分しか記憶がないんですよね。
霊感はないと思っていましたが、この事だけは不可解、不愉快な体験でした。
自分もトイレをガマンして待ちぼうけを食ったので(笑)
『RINRIN(年齢28歳・♀)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
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