今から10年近く前のことになるけど、テロ騒ぎのNYから帰国した。
呑気な観光旅行だったんだけどそれも一変。
家族に連絡とろうにも電話がつながらない。
それでもやっと翌日に電話がつながって一緒に住んでる姉としゃべることができた。
最初のうちは事務的なこと(日本への飛行機の話とか、米国内での連絡先とか)を話してたんだけど、ぽつりと姉が「もう死んじゃったかと思って眠れなかったよ…」と言った。
一気に泣けてきた。
無事帰国してから家に帰ると実家から送られてきた私の好物の数々…
おはぎとかシュークリームとかおこわとか餃子とかがどっさり冷蔵庫に入っていて、その取り合わせの悪さにひとしきり笑ったあとまたこっそり泣いた。
家族が大好きだ。
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