先日、おばあちゃんが亡くなりました。
1年ほど前から体調が悪く、ずっと入院していました。
最初の頃はお見舞いに行ってたんですが、だんだんと面倒になり、ここ半年は1度しか行きませんでした。
そして夜中に病院からの電話。
急いで服を着て両親と病院へ。
すっかりやせちゃったおばあちゃん。
枕の脇に置いてあったティッシュの箱に青のマジックで書かれた、「お誕生日おめでとう!」の文。
読んだ途端、どうしてオレはおばあちゃんの誕生日に気付かなかったんだろう、って思った。
どうして「おめでとう」のひとこと、言ってやれなかったんだろう、って思った。
ベッドの上でおばあちゃん、寂しかっただろうな、って思った。
恥ずかしげもなく泣いた。自分が情けなかった。健康なくせに部屋でダラダラしてる自分。
時間なんていくらでもあったのに、お見舞い行かなくてごめん。
ごめんね、おばあちゃん。ごめん。
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