姉から聞いた話です。
当時葬儀社に勤めていた姉は、よく不思議な体験をしたそうです。
声が聞こえるとか、何かが勝手に動くとか、黒い影を見るなんてのはザラで、いつもの事だからと気にしなくなる程。
そんな毎日で印象に残っているのは、カラス。
お客さん(亡くなった人)が来る日の朝は必ず葬儀社の屋根にカラスが来る。
一羽、一羽と増えていき、鳴きもせずに黙って見ている。
また、お客さんが来ない日の朝にカラスが姿を見せると、その日の内に葬儀の予約が入る。
今度はしきりに鳴いて、何かを知らせていくのだそうだ。
あながち、カラスは死を運ぶ鳥というのは、嘘じゃないのかも知れない。
ポコさん(女性)よりの投稿です。
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