一人暮しの部屋で、夜中に隣の部屋からゴソゴソと何かをさばくってるような音がしたんで、そっと襖を開いて見てみたらやっぱし誰かいやがった。
おいら、襖を開けると同時の早さで、21インチのテレビをそいつに思い切りブン投げてやったさ。ひっくり返ってうめいてやがった。
とりあえず近くにあったフマキラーを片手に持ち蛍光灯つけてそいつを見てぶっとんだ。
パックリ割れた額からドクドクと鮮血を流してるのはおいらのおやぢじゃねーか!
ああ、ごめんよ。
ずっとクニに帰ってないんで、心配して様子を見に来たが夜も遅いんで、取り敢えず寝る仕度してたとこだったようだ。今は元気さ。良かった…。
笑えない話
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