大学年のころ1日に最低1回地震があった。とはいっても揺れを感じているのはわたしだけで、「さいきん地震多くない?」とひとにたずねたり、あるいは部屋に友人が来ていて、「いま地震あったな。」なんていっても「えっ、そうか?」なんて返されるだけ。まあ、ごくちいさな揺れなので、わからないだけかともおもっていたのだが、その微震は1年ほどつづいた。毎日。そのうち忘れてしまったが、1年生になっておなじゼミにいた同学年の女の子にどういうわけだかこの話をしたら、「わたしも同じ経験をしてる。」という。1年生の
1年間毎日地震。彼女も一人暮らしをしていたが、住んでいるアパートはわたしのところとはだいぶはなれていた。この子の家とわたしの家のちょうど中間地点に自衛隊の駐屯地があったのだが、そこの地下で何か実験でもしていたのでは?と二人で言ってた(笑)。
不思議なアパート3
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