高校の修学旅行の夜だった。
俺の学校は貧乏だったので、東北のとある田舎へ修学旅行へ逝った。
夜にホテルを抜け出しても、まわりは雪・雪・雪 遊び場がなかった。
・・となると雑談大会になるわけだ。(Y談っていわなかった?)
他の部屋から女も呼んできて、はじめのうちは怪談話、それからだんだんと
エチーな話になっていった。
高校生とはいえ、酒はすでに密輸していた為、けっこう酔っ払ってるやつもいた。
そんな中でもかなり酔っ払っていたHは、突然、素っ裸になり、いきりたったモノを
女共に見せて喜んでいたんだ。
悲鳴をあげる女、喜ぶ女、嘲笑う女、さまざまだったが、一人の女がこんなことを言った。
「Hクンってカセイなんだね~★」
それを聞いたHは逆ギレをはじめ、手がつけられなくなってしまった。
「亀頭の裏のピンと張ってるスジ切りゃぁいいんだよ(ワラ」
ギャグのつもりで俺が言った。
・・しばらくまた雑談大会がはじまり、そろそろ各自の部屋へ戻るかなんて雰囲気の時
Hがまた脱いだ。右手にはカッターナイフを持っていた。
「H!なにをするきなんだ!はやまるな!」
するとHの持つカッターの刃はじりじりと“スジ”のほうへ近づいて逝き・・
シュパァッ!
「ギニャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
・・・
東北全体にHの悲鳴が響き渡たったようだった・・・。
カセイ
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