拙い文章だが、許してくれ…
小学校2年生の頃だったはず…多分小学生低学年の時だな。
その日、俺はお絵描きをしたかったんだが、親に
「お昼寝しなさい」
って言われて渋々自室で寝てたんだ。
って言っても天井をただ見つめていたんだ。
「また寝るの?」って思ってた。
実は、高熱を出して暫く大人しくしてたんだ。
やっと、遊べる!!って楽しみでしょうがなかったのにって当時は思ってた。
でも、今考えれば親が俺の体調を心配して言ったんだよな。
んで、布団でごろーんとして10分ぐらい経ったぐらいだった。
俺の部屋にはクローゼット?押入れ?みたいなのがあってそこから、音が
「どん!!どん!!」
鈍い音がした。
そうだな…此処から出してくれ!!どん!!どん!!(扉を叩く音)って映画とかドラマとかにあると思うんだがあんな感じだな。
自分は吃驚して、慌てて飛び起きた。
最初は弟のいたずらだと思ってたんだ。父さん、母さん、弟の部屋には間違いなく誰も居ない。
父さん達の部屋と俺の部屋はすごく近かったんだ。
そんな事を少し考えている間にもどん!!どん!!と音がして我に返って階段を慌てて降りる。
リビングのドアを開けて
「なんか、変な音がする。怖い。来て」
って叔母に言ったんだ。
家に居たのは、俺と叔母だけだったからな。
叔母は怪訝そうな顔をして俺の自室に入る。
不思議な事に、どん!!どん!!って音がしていたはずなのにもう静かになっていた。
「気の所為だったね」
と叔母は呆れていった。
叔母は
「寝なさい」
と言ってリビングに戻っていった。
その後に、また…どん!!どん!!って音がしてまた、叔母に助けを求めた。
でも、部屋に戻ればもう静かになっていてな。
気味が悪くて悪くてしょうがなかった。
友達にも話せないくらい怖くて唯一の救いはおもらしをしなかった事だな。
…ただ正体は謎のままだな…多分、座敷わらしだな。
俺がつまんなさそうにしていたからきっと心配になったんだな。
そんな俺もつい最近タイムカプセルを開けてきました。
未来の自分に「びじんさんになってね」と書いてあって「期待に添えなくて済まないね…、」と思った俺(女)なのでした。
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