去年の話
妹と母と父と俺とでうどんを食べに行った。
父が車の運転をして帰宅している中、後部座席に座っていた妹と僕は寝ていた。
俺は、両親が旅行について話している声で少し目が覚めて、窓の外を見てみた。
外は田んぼと林の緑色と夕方のオレンジ色が綺麗だった。
ただ、その中に変なものがいた。
おっさんがバッタを食べていた。
裸で黄土色のおっさんが1匹のバッタを食べていた。
咀嚼はしていなかったし、喉も動いていなかった。
そんで、デカかった。
おっさんは林から半身がはみ出るぐらいデカかったし、バッタも木ぐらいデカかった。
俺はこれは夢だと思ったが眠かったので夢の中でまた寝た。
帰宅して風呂に入ってアイスを食べてると、親に旅行の話をされた。
夢の中で聞いた話と一致していた。
あのおっさんが夢だったのかそうじゃないか分からないし、俺は田舎に住んでるくせにオカルト的な経験なんて一切ないが、不思議な出来事だったなあと思ったので書いてみた。
誰かクソでかいバッタを食べるクソでかいおっさんの話知らない?
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