家族ぐるみでずっと仲良くしてる母親の実家のお隣さん。そこの次男と飲んだ時に聞いた話。
そいつの兄貴は高校時代、陸上部だったんだが、県大会に選抜された何かで毎晩近所をランニングしてたんだと。
そんで、ある庭具店の前の道路を通った時のこと。
ふと店の方に顔を向けると、店前に置かれていた石灯籠の、火が灯る空間から目が覗いていて、視線が合ったらしい。石に空けられた四角穴いっぱいの大きな一つ目。
視線を戻してから「え?」と気付いて再び石灯籠の方を凝視したが、目は跡形もなく消えてしまいそれっきり。
兄貴が最初に思い浮かべたのはコナンとか金田一の犯人だった。
その後の兄貴は特に祟りとか不幸に見舞われることなく、逆に怪しいほどの幸運に恵まれることもなく、平常通りの日々が続いているという。
目を見た感想も、遭遇時間が一瞬なのもあってか、怖さより驚きの方が強かったと。
その庭具屋の前は、道こそ広い国道で人家もそこそこ建ってるけど、人通りの少ない夜遅くの話だから、白い蛾がくっついていたのでも見間違えたのではと思ってる。
又聞き故に分からない点が多いが失礼。
誰の話なのか理解するのに1分かかったわ
>>627
分かりにくかったわすまんね
体験者は兄貴
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