夢で思い出した
小学生の頃よく遊んだ友達が遠くへ引っ越して、そのまま疎遠になった
友達の両親にも良くしてもらったんだけど、年月が過ぎるうちに思い出すこともほとんど無くなってしまった
20才を過ぎた頃にその友達の父親の夢を見た
近所の川べりを歩いてるとその人が前から歩いて来るんだけど、お互い気が付いてるのに何故かそのまますれ違って、しばらく歩いたところで名前を呼ばれて振り向いたら友達のお父さんが笑ってる、ただそれだけの夢
珍しい人の夢を見たもんだとか思ってた
その日の昼過ぎに自分の親から連絡があって(親同士の付き合いは続いてた)、その友達のお父さんが入院したって教えてくれた
虫の知らせって絶対にあると思った
虫の知らせって夢で無くてもあるよね
昼休みはいつもエアコンの効いた事務所にいるのに、その日に限って炎天下の工場の前のベンチに座って「今日は祖父の家によって帰ろう」とか考えてた
普段は寄り付きもしないのに何故がそう考えた
8月の快晴の日、クソ暑いのに何故か事務所に入ろうとも思わなかった
そのすぐ後に工場の電話が鳴って、しばらくして社長の奥さんがやってきて
「今おじいさんが亡くなったそうなので慌てずに家に帰るように」って言ってくれた
そういうことだったのかって何となく腑に落ちたよ
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