昔、千葉県○千代市に住んでた頃の話。
当時、団地住まい。
時刻は夕方頃…
父親が帰宅する時間が迫っていた。
キッチンとは別に奥に2つ部屋があるような間取りで、玄関とキッチンは繋がっている為、
誰か帰ってきたら玄関からキッチンの前を通り、奥の部屋の前に辿り着く。
奥の部屋で小さい子供達と休んでいると、玄関のドアが開いてバタンと閉まる音がした。
キッチンを歩くパタパタという足音がしてこちらに向ってきた。
オカン「おかえりー」
父だと思ったオカンは声をかけた。
「・・・・」
しかし返事がない。
部屋にも入ってこないので不思議に思って、キッチンを見ると誰もいないのだ。
ゾワゾワーとしたらしい。
少ししてから父親が帰宅した。
変だなーなんて思いながら、その日は就寝したらしい。
夜中の2時過ぎ…
目を覚ましたオカン。
目は決して開けなかったが、あきらかに部屋の隅から猛烈な視線と気配を感じたらしい。
いるって分かってるから見たくなかったらしい。
心の中で「早くどっかいってぇー!!」と祈る様に叫び続けていた矢先、
いつもは一度寝たら全く起きないような妹が突然ムクッと起き上がり、
何かがいるその方向を指さして「あはははは!そこにおじさんいるよ!あははは」
と発したかと思うと、急に気を失ったかのようにパタッと倒れて、そのまま寝たんだとか。
心臓止まるかと思ったらしい。
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