すみません全然怖くないかも知れませんが、ずっと自分の中に留めておくことが出来ないので書き込みさせて下さい。
随分昔の記憶ですし所々矛盾点があるかも知れませんが大目に見てください、、、
私は小学生の頃よく祖母の姉、大叔母の家に遊びに行っていました。
近くのスーパーまでは車で1時間弱はかかるようなドがつく田舎でした。
私が小学3年生、従兄弟が小学5年生の頃、大叔母の家に夏休みの間の1週間ほど泊まることになり、街中から約2時間強かけて大叔
母のお家につきました。
大叔母の家はその村?集落?の人が1日に2組来ればいい方な食事処をしており、カラオケもあり、小学生の私達にはカラオケがあるというだけで天国のような場所でした。
しかし、家についたらやらなければならない仕来り?があり、仏壇へのお参りともう一つ、仏壇に置いてある小さいグラスに注いである養命酒のような液体を飲むことでした。
そしてそれを飲まないと、その地のものは口にしてはいけない。
というものです。
その(面倒くさいので養命酒と呼びますが)養命酒は毎回いつからあるのか埃が浮いているし不味いし、それだけが私達子供にとっては地獄でした。
が、その日は状況が違いました。
小学5年生の男子は丁度反抗期にはいるのでしょうか。尖って?きていて、屏風に丁度阻まれて仏壇が周囲から見えないのをいい事にその不味い養命酒を押し付けてきたのです。
仕来りと言っても当時はそんなに理解しておらず、どちらかが飲まないと2人して怒られる。
という認識でしたので、
仏壇で騒いで怒られるのも、後から1つ残っていることがバレて怒られるのも嫌だなと思い、鼻をつまみながら2つ飲みました。
(以前飲まなかったときは大叔母がこれを飲まないと焼け死ぬど!と言いながら2人に平手打ちをしてきたのを覚えています。私達は焼け死ぬだって~wと思っていましたが、、)
それを見た従兄弟はさっさと私から離れ、当時小学生の間で流行っていた歌をカラオケで大熱唱していました。
そして18時頃。
夕飯ができ、養命酒のことなどすっかり忘れていた私達は都会ではあまり食べることの出来ない料理に舌鼓を打っていると、突然隣に座っていた従兄弟がバタリと倒れました。
喉の方を押さえて今まで見た事ない苦悶の表情を浮かべのたうち回っているのです。
私は何が起きたか分からず、恐怖と焦りで「あ、、あ、、、」しか言えていませんでした。
「どうしたんな!しっかりせえ!」と従兄弟を揺すぶる大叔母。
私は養命酒のことなど忘れていましたから、必死に何か今までと違うことをしたか悩み、本当に小さい声で
「あ、あれ従兄弟ちゃん飲んでない、、」
とだけ絞り出しました。
大叔母は私をビンタすると走って隣の部屋に行き、神棚から盃?平たい皿を降ろすと、それに注がれた養命酒を従兄弟の口に注ぎ
入れました。
そして
「母ちゃん達に電話しろ!○○病院行くけえ!あんたぁすぐ家帰れぇ」
と言い残し私を家において車で従兄弟を病院に連れてい
きました。
私は突然の出来事に現実味を感じられず呆然としながら大叔母の家の固定電話で母に連絡し、ボーっと母が来るのを待ちました。
それからはもう何もかも早かったように思います。
私は到着した母と共に家に帰り、従兄弟は喉が焼け爛れて?引っ付いてしまったらしく喉に管を通しました。
あの時私がすぐあれを飲んでないと伝えて居れば。
そもそもちゃんと飲まないと駄目だと言っていれば。
あの日のことは家族の中でタブーとなっていて聞きたくても聞けません。
従兄弟の母はノイローゼ気味になり疎遠になりました。
最近You〇ubeでここの存在を知って辿り着きました。
どなたか何かご存知の方がいらっしゃいましたらよければ教えてください。
この事を初めて文にしたので不明瞭なところもあるかと思いますが許してください。
怖くなかったらごめんなさい。
いや、充分怖い。液体の謎と従兄弟さんの状態は関連ありそうだけど、大叔母さんの家にいる時だけというのが不思議。