夕方 リビングでテレビを見ていたら、電話が鳴った取ったら 「お父さんかお母さんはいらっしゃいますか?」
我が家は両親共働きだったので「まだ仕事から帰ってきてないからいません」と答えた。「ああそうですか」といって切れた。
しばらくして今度はチャイムが『ピンポ~ン』と鳴った。
当時、我が家にはインターフォンは導入されていなかったので当時無知な小学6年の私は普通にドアを開けた。
若い男がズカズカ入って来た。
いきなり玄関に押し倒された「大きな声だすなよ」といいながらTシャツを捲られた幼いながら、いやらしい事されちゃう!とパニックになった。
パニック起こしながら
「お兄ちゃん!助けて!!」と兄に助けを求めて叫んだ。そうしたら男が
「お嬢ちゃんのお兄ちゃんは部活で帰りは夜だろ?」と なんでこの人知ってるの?と再びパニック。
でも ここで男の誤算がある。中学生の兄は期末テスト期間で家にいたのだ。
妹の叫び声を聞いて2階から覗けば(我が家は吹き抜けなので)妹が男に服脱がされている!兄は竹刀をもって登場 驚く男段もちの兄の竹刀が男の額に面が綺麗に決まった。
男は額が割れ血を流しながら失神。
兄がガムテープで拘束して110番 震えてる私を兄が抱きしめながら警察を待った。
パトカーが来て犯人は連行され、私と兄も事情聴取の為に警察へ。
婦人警官話していると 青い顔した両親がきた。
親の顔を見て安心した私は緊張の糸が切れ気を失ったらしく気がついたら病院だった。
母は泣いていて父は怒りで般若のような顔でいた。
大人になってから聞いた話しでは 犯人は常習犯で色々な小学校の周りを徘徊して気に入った女の子の後をつけて、家や家族構成などを調べ上げて犯行に及んでいた。
だから自営業や専業主婦のお母さんがいる家の子は除外していた。
中には最後までされて妊娠した子もいたらしい。
結局 私は未遂だったけど噂がたったら辛いだろうと言う事で引っ越しました。
その後心配した両親が 中学校~短大までエスカレーターの女子校に。
家はモニター付きのオートロックのマンションになりました。
トラウマは多少あるけど、結婚して子供も産みました。
女の子もちの人気をつけて下さい。私みたいな思いする子供がいなくなるように祈りこめてのカキコでした。
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