えと、自分が小学生の時に祖母の家に泊まりに行った時のことです。
家のすぐ裏に山があったんですが、その中腹に近所の人たちの集会所がわりの結構ボロめの神社があったんです。
虫もよく採れるし可愛がってる野良猫もいたのでよく行ってました。
その日も友達と私の5人で遊びに行ったんです。でも近づいたらなんか聞こえてきたんです。
なんというか、楽しげなようで不気味な音楽で。
今日は帰ろっかなんて話してたらおじさんが、近づいてきたんです。
ぃま思えば頭おかしくなってたんだなってなるんですけど知ってる人だと思い込んでて。
何となく帰ろうって気が無くなっておじさんに着いてったんです。
階段登って鳥居をくぐったらお祭りがやってて
あれ、今日祭りなんかあったっけ?ってなって
でも友達は全然気にならなかったみたいで、呑気に出店のご飯食おうとしてたんです。
なんか嫌な予感して帰ろうって声掛けたんです。
そしたら、連れてきてくれたおじさんの顔が、スライムみたいにドロドロに溶けだしたんです。
しかもなんか怒鳴るんで怖くなって全員急いで逃げたんですけど、鳥居の外に出れない奴がいてなんかしたか聞いたら焼きそばを一口って。
自分、気が動転してたのもあったんですけど慌てて、そいつの口に手を突っ込んで吐かせて転がるように逃げました。
祖母の家に着いた時に気づいたんですが、背中の方に手形状にヘドロがベッタリと、それも沢山ついてたんです。
焼きそばを食べてしまった子はその後腕を切断しなければならないほどの大怪我をしてしまいました。
今思うと、黄泉竈食的な感じだったのかなぁと思っています。
それ以来そこに行ってないんですが、その集会所が取り壊されることになったそう。
なので書き込んでみました。
長文と書き込みが遅くてすみません
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