会社の上司から聞いた、現とある部署の部長の武勇伝。
その上司は狂ったレベルの大酒呑みだけど人に勧めるのも勧められるのも大嫌い。
酒好きだからこそ自分のペースで飲むべきだし、飲めない人は呑まなくて良い、酒が勿体無いと言う人。
実際に
「下戸に飲まれたらお酒が可哀想」
と言ってるのを聞いた事がある。
他の人のやってるアルハラも嫌いみたいで、飲み会の度にアルハラ現場に酔った振りして割り込んで
上司や先輩を片っ端から飲み潰して回ってたらしい。
そんな人がある飲み会で、新人の女の子を飲み潰して笑い者にするたちの悪い課長と同席した。
で、いつもの様に女の子に絡んで無理矢理酒を勧めて
「社会人なら酒の席で勧められた酒は飲むものだ!」
とか言ってたらしい。
現部長(当時平社員)はそれを聞いてフラッっといなくなったと思ったら、店の奥から日本酒の一升瓶2本持って戻ってきて
課長と女の子の間に割って入り、後ろ手で女の子に「あっちへ行け」って合図をして
「まぁまぁ、課長wwwそういう課長ももっとグイッとwwww」
と言いながら日本酒一升ラッパで一気飲み。
途中息継ぎしながらも飲み干したら、もう一本を課長の前にドンと置いて
「さぁ、どうぞ。社会人なら勧められた酒は飲むもんなんでしょ?」
課長はそれで顔真っ赤にして怒りながら帰ってしまったらしい。
怖いのが
「…どうすんだ、この酒」
って言いながら結局もう一升も普通に飲んで
更に三次会まで行って一番飲んで、最後は一緒に行った全員を見送ってから1人で飲みに行ったというw
この話を、すっかり酒呑みになった「助けられた女の子」=現課長で俺の上司が飲み会の度に話すので
「課長、その話もう何度も聞きましたw」
と毎回言わなくちゃいけないのが大変鬱陶しいw
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