自分の武勇伝じゃないが、近所のコンビニに勤めてる優しいお兄さんの話。
今日、昼飯を買いにコンビニに行ったら、どうやら休日っぽいラフな格好のお兄さん(コンビニ店員)+飼い犬らしきシベリアンハスキー2匹が。
お休みですかー?なんて世間話してたら、突然爆音のDQN車が猛スピードで駐車場に入り込んできた。
降りてきたのはそりゃもう見た目も仕草も酷い奴だったんだが、お兄さんは爆音に怯える犬達を優しく撫でながら大丈夫だよーなんて言ってた。
そんで暫く、自分も店で買い物しようと店内に入ったらそのDQNが何やら店内のお客さんにめっちゃ怒鳴ってた。
どうやらぶつかったらしい。
相手は中々に大柄だが小心者そうな感じで、DQNに謝り倒してた。
程なく気が済んだのか、相手の胸を小突いてから煙草を買って退店して行ったのだが、また外から怒鳴り声。
「何見とんじゃあ!あぁん!」
「すみません、見ていたつもりはなかったのですが…」
DQNはお兄さんにも絡み始めたようで、退店してから付けたであろう煙草をお兄さんに投擲。
その瞬間から地獄絵図だった。
煙草はお兄さんの顔に当たり、うずくまるお兄さん。
DQNが追い打ちを掛けるかのごとく一歩踏み出した瞬間
「行けぇぇっ!!!」
普段優しい透き通るような声のお兄さんからは想像できない程のビリビリとした怒声を合図に、シベリアンハスキー2匹は怯えてた表情から一変し、獰猛な狼かと思うくらい吠えながらDQNに飛び掛って制圧。
その間実に30秒。
お兄さんが
「もういい!お座りっ!」
と怒鳴ると、2匹はすっと従ってた。
それから、お兄さんは懇懇と
「もう少しだけでも人に気を遣える人になりなさい、物を人に投げるなんてもってのほかだ」
と正論で説教。
だが、犬が怖かったのか、犬を左右に従えて両腕を組んで仁王立ちしている小柄なお兄さんが怖かったのか、話も聞かずすみませんごめんなさいの一点張り。
俺はどっちも怖かったからバレないように逃げ帰ったけど、明日からお兄さんの事を冗談でも小さいですよねwwwとか言わない事を心に誓った。
(お兄さんは成人男性だけど恐らく1hydeくらいしかない)
その後どうなったか知らん。
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