厨房の頃、貧血で倒れるのに憧れて部活(卓球部)で玉拾い中にガターン!!と倒れて見せた。
部員全員に
「キャー!大丈夫!?」
と心配される。という予定だった。
ところが、倒れる途中で足を捻ってしまった。
激痛が走り、とても気を失っているフリができず、
「痛い~、痛い~」
とギャーギャー喚く羽目に・・・。
骨折かヒビが入っていては大変ということで病院に連れて行かれた。
実は途中で痛みは治まりつつあったが、骨折・松葉杖にも憧れがあったため大人しく痛い演技を続けた。
病院に連れて行かれ、診察結果は当然ただの捻挫。
診察時には痛みは全く無かったため本来は捻挫ですら無いだろう。
医者にどうして倒れたのか聞かれたが
(当時の玉拾いは体育館の壁際に立ち、虫取り網でピン球をキャッチしていた。しかも玉拾い部員は大勢いたため、激しく動くことはなかった)
まさか本当の理由を言えるはずが無く、
「ちょっとぼけ~っとしてただけですw」
とカワイコぶってみたらカルテにでっかい字で「ボケ」と書かれた。
その上、レントゲン写真を見せられながら医者に
「う~ん、君は骨が太いからなかなか折れないし、ダイエットしても無駄だよw」
と言われ、翌日、顧問の先生には
「大丈夫か?足腫れてるぞ」
と声をかけられた。
思春期に深い傷を負い、それ以来倒れるフリは断念することに。
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