当方大阪なんですが、以前、梅田という繁華街で奇抜な人を見かけました。
その人は60歳くらいの男性なんですが、その格好が、剣道の防具のみというエキセントリックないでたちでした。
当然、面と胴と篭手だけで袴などは着用していなかったため、前垂れの脇からキャン玉などが見え隠れし、背面にいたってはびんぼっちゃま状態でした。
私はそれを横目で見ながら、こんな大人にはなりたくない、と思いました。
しかし、竹刀にまたがって飛ぼうとしている様は、魔女の宅急便で、魔力の衰えたキキが必死になっ飛ぼうとしているシーンをほうふつとさせ、思わず、がんばれ、がんばれ、と心の中で応援しました。
そんな時にふと気づいたのが、彼に向けられる周りの人の冷たい視線です。
一生懸命なにかに取り組むことはそんなにいけないことですか!?
彼は彼なりに空を飛ぼうと必死なんです!
逆に問いたい、あなたたちは最近、何かの目標に向けて一生懸命になったことはありますか?
夢も目標も気力もないあなたたちに彼を嘲笑する権利なんかない!
てなことを考えたたけど、やっぱ違うと思って牛丼食って帰った。
コメントを残す